イエスは言われた。「はっきり言っておく。わたしのためまた福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子供、畑を捨てた者はだれでも、今この世で、迫害も受けるが、家、兄弟、姉妹、母、子供、畑も百倍受け、後の世では永遠の命を受ける。」(マルコ10:29)
私たちの人生は、究極的には、主を捨てるか自分自身を捨てるか二つに一つです。初代教会の使徒たちから現在に至るまで多くの聖徒たちが「主を否んで信仰を捨てれば命を助けてやる」というサタンの脅迫に対して、喜んで自分の命を差し出して主を証する殉教の道、献身の道を選び取りました。それは彼らがキリストの十字架の命、全人類の罪を背負って十字架の苦しみの中で贖いの御業を果たしたイエス様の愛の命に生きていたからに他なりません。「捨てる」とは原語では「置く」という意味です。すなわち捨てることは主に委ねることであり、自分の命より大切な家族ではなく主を一番にして主に従うことによって家族を救うことになり、財産を主に献げることによって天に宝を積む真に豊かな人生を生きることができるのです。あなたはこの喜びを知っていますか。