2013.3.6 「苦き杯を飲む戦い」

ペトロおよびゼベダイの子二人を伴われたが、そのとき、悲しみもだえ始められた。そして、彼らに言われた。「わたしは死ぬばかりに悲しい。ここを離れず、わたしと共に目を覚ましていなさい。」少し進んで行って、うつ伏せになり、祈って言われた。「父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願いどおりではなく、御心のままに。」(マタイ26:37)

 イエス様は、十字架において全人類の罪と呪いをその身に引き受けるという父なる神の御心を取るために、どれほど苦しまれ、また激しく戦われたでしょうか。またご自分の愛する独り子を十字架に架からせられた父なる神ご自身が、御子においてどれほど痛まれたでしょうか。私たちにはこのゲッセマネの祈りの深さのすべてを測り知ることは到底できませんが、このレントの時、聖霊様の執り成しによって、今もこの私のために執り成しておられる主の御思いを少しでも深く悟らせて頂き、主と共に目を覚まして祈る者として頂きましょう。

【NKJV】
And He took with Him Peter and the two sons of Zebedee, and He began to be sorrowful and deeply distressed. Then He said to them, “My soul is exceedingly sorrowful, even to death. Stay here and watch with Me.” He went a little farther and fell on His face, and prayed, saying, “O My Father, if it is possible, let this cup pass from Me; nevertheless, not as I will, but as You will.”

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