2013.2.1 「呪いから祝福への転換」

 キリストは、わたしたちのために呪いとなって、わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木にかけられた者は皆呪われている」と書いてあるからです。それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、また、わたしたちが、約束された“霊”を信仰によって受けるためでした。(ガラテヤ書3:13)

 私たちは、外側において良い行いをしているつもりでも、聖霊の光によって心の奥底まで照らされるときに、自分の中には妬みや憎しみといった罪が深く染み付いていて、自分の決心や努力によってはどうすることもできない現実、すなわち罪とその結果としての呪いの中に生きている現実を思い知らされます。私たちは皆、罪を犯したがゆえに、祝福ではなく呪いの中で生きるようになったのです。けれども全く罪のない清い神の御子であるイエス様が、その私たちの罪と呪いのどん底にまで下られ、十字架に架かられてすべてを引き受けてくださったのです。このお方の身代わりの苦難と死によって、たとえあなたがどれほどの罪と呪いの中にあっても、ただこのお方を仰いで信じるだけで救われ、事実、呪いを祝福に変えて頂く道が開かれたのです。死から生、呪いから祝福へと根本的な変化を私たちに与えてくださったイエス様、またイエス様を与えてくださった父なる神様、その十字架の恵みを私たちのもとに届けてくださる聖霊様に、心からの感謝を捧げようではありませんか。

【NKJV】
Christ has redeemed us from the curse of the law, having become a curse for us (for it is written, “Cursed is everyone who hangs on a tree”), that the blessing of Abraham might come upon the Gentiles in Christ Jesus, that we might receive the promise of the Spirit through faith.

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