「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産
むが、その子をイエスと名付けなさい。」ある日、突然天使からこのように告げられたマリア。彼
女がどのような人物であったのか、特別に生まれや育ちは聖書に書かれていません。マリアは私た
ちと同じ罪人であり、名もない一人の女性でした。しかし、神様はこの名もなき女性をメシアの母
として選ばれました。そこにあるのは、神様の一方的な恵み、そして、マリアが自分は神様の憐み
がなければ生きることのできない“心貧しい者”であるということを知っていたということです。そ
れゆえ、神様はただ神様のお言葉を信じる謙遜な心をマリアにお与えになりました。ここに、クリ
スマスの奇跡があります。
「心貧しき者の幸い」 ルカによる福音書1:26~38 野口日宇満牧師
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