おとめシオンの城壁よ、主に向かって心から叫べ。昼も夜も、川のように涙を流せ。休むことなくその瞳から涙を流せ。立て、宵の初めに。夜を徹して嘆きの声をあげるために。主の御前に出て、水のようにあなたの心を注ぎ出せ。(哀歌2：18)
イスラエルの民は、捕囚として連れて行かれたバビロンの地での60年にも及ぶ涙の祈りの中で、真に神の民として練り清められました。主は、愛する者を救いの完成へと導くために、試練の火を通され祈らせます。あなたが、祈らずにはおれない、呻かざるを得ない現実を通らせられるとき、その涙の祈りを通してあなた自身が神の人として形作られていくのです。大切なことは、試練の中でこそあなたの祈り手を高く上げることです。主は必ず最善の時に最善の方法であなたの問題に解決を与えてくださいます。