2013.5.4 「救いの完成に向かって」

 被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています。被造物だけでなく、“霊”の初穂をいただいているわたしたちも、神の子とされること、つまり、体の贖われることを、心の中でうめきながら待ち望んでいます。(ローマ8:22)

 イエス・キリストの十字架の血による贖いによって救われ、永遠の命にあずかる希望が与えられた私たちは、救いの完成、すなわちこの罪に汚れた者が主と同じ姿に変えられる再創造の恵みにあずかるまで、日々聖化の道を歩むように召されています。なかなか清まらない重たい肉を抱えた者ですが、今も私の内にあって「救われよ」とうめきをもって執り成して祈ってくださる聖霊に導かれつつ、霊、魂、肉体のすべてにおける救い、生の全領域の救いを求めて祈りましょう。自分の力によっては自分を変えることはできませんが、あなたが聖霊に導かれて祈るとき、あなたの内におられる聖霊が、あなたを内側から造り変えてくださるのです。

【NKJV】
 ”For we know that the whole creation groans and labors with birth pangs together until now. Not only that, but we also who have the firstfruits of the Spirit, even we ourselves groan within ourselves, eagerly waiting for the adoption, the redemption of our body.”

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