多くの人がバプテスマを受けることは、卒業式のように思っています。それゆえ、バプテスマを受けるには、自分のような者は聖書の学びが足りないと感じたり、教会生活をするのはまだ自分には早いと感じたり。これらは、まったくの思い違いです。イエス様を信じてバプテスマを受けるのに、必要な条件を満たさなければならないのだとしたら、この世で誰一人救われる者はいないでしょう。なぜなら、バプテスマは卒業式ではなく入学式だからです。
イエス様を信じて弟子になった使徒たちは、あの十字架を目の前にしたとき、皆、イエス様を捨てて逃げてしまいました。それが、私たちの現実です。復活された主は、その自分の弱さの現実から離れずに、約束の聖霊を待ち望みなさいと語られました。逃げ出したくなるような試練の中に、弱さゆえに罪を犯してしまうその只中に主はお立ちになり、そこであなと出会うとおっしゃってくださるのです。
4月14日主日礼拝 「エルサレムを離れるな」 使徒言行録1:3-11 野口日宇満牧師
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