3月24日主日礼拝 「柔和な王」 マタイによる福音書21:1-11 末盛神学生

今日は「棕櫚の主日」です。イエス様がエルサレムに入場された日です。集まった人々は、イエス様が来られたことを喜び祝い、「ダビデの子にホサナ(私たちに救いを)!」と叫びながらお迎えしました。しかし、この数日後には、このように歓呼の叫びを上げた人々も他の多くの者たちと共に「イエスを十字架につけろ」と叫ぶ群衆の中にいたのです。イエス様の愛された弟子たちでさえ、最後は皆、逃げてしまいました。イエス様は、たったお一人ですべての苦しみを受け、全人類の罪の贖いのため十字架の死を成し遂げられました。そのことによって、わたしたちは愛を知りました。イエス様がわたしたちのために柔和な王として来られ、遜って十字架の死に至るまで従順であられたように、わたしたちもこの愛に満たされて、少しでもイエス様のお姿に似た者に造り変えられ、隣人を赦し、愛することができますように。そして、どのような苦難の中でも、徹底的に主に信頼して歩む者になりますようにと祈りましょう。

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