3月17日主日礼拝 「成し遂げられた救い」 コリント信徒への手紙Ⅱ5:16-21 野口日宇満牧師

私たちの救いは、2千年前にイエス様が多くの苦しみを受け、命を献げられた、その尊い命に日々、与っていくということです。「成し遂げられた」という動詞は、原語で現在完了形で書かれています。つまり、イエス様の救いは単に過去の出来事ではなく、「成し遂げられ続けている」ということです。聖霊の光に照らされるとき、イエス様を鞭打ったのがローマ人ではない、「十字架につけろ」と叫んだのは他の誰でもない、今のこの私であることを知るのです。「わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。」(ロマ書5:8)イエス様は今日も、十字架上より私たちのために執り成し続けておられます。それゆえ、何度失敗をしても、自分の弱さに泣くときも、私たちはありのままの姿で主のもとに行って祈ることが恵みとして与えられているのです。

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