一時間ほどたつと、また別の人が、「確かにこの人も一緒だった。ガリラヤの者だから」と言い張った。だが、ペトロは、「あなたの言うことは分からない」と言った。まだこう言い終わらないうちに、突然鶏が鳴いた。主は振り向いてペトロを見つめられた。ペトロは、「今日、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と言われた主の言葉を思い出した。そして外に出て、激しく泣いた。(ルカ22:59)
主の十字架を前にして、主に従い通す力も、隣人のために命を捨てる愛も、自分の中には何もない者であることを知らされる者です。けれども主はそのような弱い私たちを、今日も御愛と赦しの眼差しで見つめつつ、主の下に立ち帰ることを待っておられます。私たちが自分の罪と弱さに泣くとき、この主の御愛の眼差しに気づいて主の下に立ち帰り、ペテロのように主の御前で自分の罪に心からの涙を流すことができるように悔い改めを求めて祈りましょう。
【NKJV】
Then after about an hour had passed, another confidently affirmed, saying, “Surely this fellow also was with Him, for he is a Galilean.” But Peter said, “Man, I do not know what you are saying!” Immediately, while he was still speaking, the rooster crowed. And the Lord turned and looked at Peter. And Peter remembered the word of the Lord, how He had said to him, “Before the rooster crows, you will deny Me three times.” So Peter went out and wept bitterly.