「しかし、わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。」(ルカ6：27)
憎まれたら恨み続ける、悪口を言われたら言い返す。これが人間の正直な自然の感情です。けれども、イエス様は、何も罪を犯されなかったのに、自分を罵り、鞭打つ者たちのために「父よ、彼らをお赦し下さい。彼らは何をしているのか知らないでいるのです」と心からの赦しの祈りを祈られました。そしてそのイエス様を十字架につけたのは、まさにこの私の中にある怒り、憎しみ、妬みに他ならないのです。イエス様は今もあなたの罪を担いつつ執り成して祈っておられます。あなたはイエス様のように心から隣人を赦すことができていますか。そのことが、あなたが十字架における神の愛に生きているかどうかのしるしです。
【NKJV】
“But I say to you who hear: Love your enemies, do good to those who hate you, bless those who curse you, and pray for those who spitefully use you.”