7月28日主日礼拝 「幸いな人生」 テサロニケの信徒への手紙①5-16-18 末盛神学生

私たちは皆、「幸いな人生」を生きたいと願います。不幸な人生を望む人はいないでしょう。それでは、私たち人間にとって最も幸いな人生とはどのような人生でしょうか。良い学校へ行き、良い仕事に就くことでしょうか。お金もちになりマイホーム、マイカーをもち、世界旅行をすることでしょうか。それらは、時が来ると全て朽ち果てるものです。それらはあなたを不幸にすることはできても、幸いにすることはできません。今日は、ヨセフ物語を通して、私たちも「幸いな人生」を生きる者となりたいと願います。
ヨセフは兄弟たちの恨みを買い、エジプトへと売られて行きました。エジプトへ行ってからのヨセフの人生には、様々な不運と言われる出来事が起こりました。しかし、どのような環境に置かれても、どのような人に苦しめられても、ヨセフは最も大切なことを知っていました。それは、自分をここに遣わしたのは神様であるということです。自分を導かれる神様は、どんなことがあっても私を救い出して下さり、必ず祝福して下さる、ヨセフにはこの確信がありました。そして、確かに神様は、何時いかなる時もヨセフと共にいて、ヨセフに知恵を与え、良き出会いを与え、力を与え災いから救い出して下さいました。「幸いな人生」とは、この真の神様が共におられ、唯一の救い主でる方と生きる人生です。どんな困難の中にあっても、「わたしを遣わしたのは神様です」と、告白する者の人生を神様は祝福し、あなたの思いを遥かに超えて最も幸いな人生を与えて下さいます。

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