神よ、わたしの叫びを聞き、わたしの祈りに耳を傾けてください。心が挫けるとき、地の果てからあなたを呼びます。高くそびえる岩山の上にわたしを導いてください。あなたは常にわたしの避けどころ、敵に対する力強い塔となってくださいます。(詩編61:2)
私たちは、主の御心の道であるから万事が順調に進む、と安易に考えてはなりません。むしろそれが主の御心であればあるだけ、それを叩き落とそうとする敵の力が強く働いている霊的現実があるのです。パウロが主の御旨に従って世界宣教の道を歩み出したときに様々な妨害に直面しました。けれども彼は、その度毎に祈りの中で霊の高い山に登って主のみ言葉を聞き、世界宣教という主の使命の道を全うして行きました。現実の厳しさの中でうずくまるのではなく、問題にぶつかるときにこそ、祈りの中で霊の高い山に登りましょう。
【NKJV】
“Hear my cry, O God; attend to my prayer. From the end of the earth I will cry to You, when my heart is overwhelmed; lead me to the rock that is higher than I. For You have been a shelter for me, a strong tower from the enemy.”