2013.4.10 「約束の地に固着せよ」

アブラハムの時代にあった飢饉とは別に、この地方にまた飢饉があったので、イサクはゲラルにいるペリシテ人の王アビメレクのところへ行った。そのとき、主がイサクに現れて言われた。「エジプトへ下って行ってはならない。わたしが命じる土地に滞在しなさい。あなたがこの土地に寄留するならば、わたしはあなたと共にいてあなたを祝福し、これらの土地をすべてあなたとその子孫に与え、あなたの父アブラハムに誓ったわたしの誓いを成就する。」(創世記26:1)

 神が祝福すると語られた約束の地にも飢饉があることが、聖書が語り伝える偽らざる霊的現実です。主の御心に生きるときに、すべてが順風満帆に進むわけではなく、時に逆風が吹き、飢饉に襲われることがあります。けれども重要なことは、そのような飢饉のときに安易な助けを求めてエジプトに下るのではなく、その時にこそあなたが今置かれているその現実の只中で主の約束の言葉に固着することです。主の約束の言葉は、一つも地に落ちることなく、やがてあなたの現実を根本から造り変え、主の栄光が大きく現されるのです。

【NKJV】
Then the Lord appeared to him and said: “Do not go down to Egypt; live in the land of which I shall tell you. Dwell in this land, and I will be with you and bless you; for to you and your descendants I give all these lands, and I will perform the oath which I swore to Abraham your father.”

今日のみ言葉カテゴリーの記事